2013年9月8日

この夏のあまりの暑さに今年は秋は来ないのかと思っていたら、最近は随分涼しくなり、9月の風が心地よい。
さて、今回は印刷のおもしろ言葉第2弾「ゲタ」です。履き物の下駄ではありませんが語源は下駄からきています。活字を組む場合、指定の活字がない時に仮に別の活字を逆さまに入れておき後で差し替えるようにしていたものです。このとき逆さまにした活字の面が下駄の歯のように=見えるところからきているようです。「ゲタを履かせる」「ゲタを履いている」などと使われます。以前は人の名前などない文字は木製の活字と同じ大きさの物が用意されていて印鑑を彫るようにして作っていたものです。大変な技術です。もっとも見出し用の大きな文字などは最初から彫っていたようです。現在のDTPでも作字が間に合わない場合や原稿が不明瞭で解らない場合でもしばしば「ゲタ」が使われます。
活字の大きさは号数で表されます。初号・1号・2号・3号・4号・5号・6号・7号・8号の九種類これにポイントの活字が加わり、「裏罫」「表罫」だの、ミリ表示があったり、覚えるのが大変!おまけに写植の級数(1歯0.25mm)まであり頭の中が混乱します。なんとか統一できないものかと思います。

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話は変わりますが、本日9月8日早朝 2020年のオリンピック開催地が東京に決まりました。「バンザーイ」スポーツ好きな(もっぱら観戦のみですが)我が輩にとって楽しみが増えました。

2013年9月1日

猛暑の八月が終わり今日から九月、何となく九月の声を聞くとそれだけで涼しさを感じるような気がします。実際に台風の影響もあり気温が下がったせいもあるのですが…。来週9月7日は24節気の白露、一般的に残暑見舞いもここまでです。秋近し、夜になると虫の声が聞こえてくるようになりました。近くで聞こうとそっと窓を開けるとピタッ!と止まってしまいました。「あっ ごめん」そっと窓を閉め、しばらくすると又鳴き始めました。ちょっとホッとした気分です。
さて、今回は印刷関連の言葉や職人さん同士の会話の中からいくつか並べてみました。「タテ目・ヨコ目」「8切り」「4切り」「菊判」「4/6判」「ナニワのトミ」「ニトウのニクナベ」「天地」「ゲタをはかせる」「裁ち落とし」「化粧裁ち」「ノド」「チリ」など面白いのがいっぱいです。この中で紙に関するものを取り上げてみます。まず「タテ目・ヨコ目」これは紙の繊維の流れる方向です。紙を裂いてみて簡単にきれいに裂ける方向なかなか裂けない方向があるのはご存じだと思います。印刷工にとってこの目は非常に大事で印刷する際や折りや製本に影響があります。名刺などでは長辺と平行に目がくるようにします。同じ厚みで縦横替えると腰がない名刺になってしまいます。
菊・4/6は紙の大きさの種類、ノートや雑誌コピー用紙などA4規格だとかB4規格など出来上がりの寸法で表しますが印刷する場合仕上げで断裁(化粧裁ち)をしますので出来上がり寸法より大きい紙が必要になるわけです。そこで規格より大きな紙A判(ドイツの工業規格)で言うと菊判(当初はアメリカから輸入の新聞用紙)、B判(日本の工業規格)だと4/6判(4寸×6寸が32面)が使われます。「ナニワのトミ」「ニトウのニクナベ」は紙寸法のゴロ合わせ(B1 728×1030mm、A4 210×297mm)で覚えたようです。「8切り」「4切り」は全紙からの取り数です。仮にA4判が800枚必要だとすると菊判全紙100枚を8切りにすればいいわけです。その際ヨコ目を指定すれば長辺と平行な繊維の流れになります。又紙の上下を天地で表します。左右はそのまま左右と表現しています。

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2013年8月25日

真夏日が続いていましたが、やっと30℃を切り、暑さも一段落と言ったところです。今年の夏は本当に暑かった。気温にしろ集中豪雨など記録破りの夏でした。早く秋が来てほしい!
先日、北九州市立美術館に浮世絵を観に行ってきました。喜多川歌麿、東洲斎写楽,歌川廣重など有名な絵師達の作品に感動しました。本物を見るのは初めてだったので細部を近づいて見たり全体を見るのに離れたり眼鏡をはずしてみたり(近眼のため)と忙しい鑑賞でした。なかでも廣重は、松原印刷の原点でもある孔版(ガリ版刷り)を始めた頃から気になっておりました。ガリ版と浮世絵の摺りには共通点が多数あり興味津々! 印刷工でもある我が輩にとって、初摺り・後摺りの2枚の作品が並べられて展示されているのに引きつけられました。初摺りは200枚程度だったそうで、そのご需要に応じ後摺り(現在で言う増刷)されたようです。版木に色をつけ見当をを合わせ、紙をのせ1まい1まいバレンで摺りあげていくのですから大変だったと思います。ぼかし、浮きだしなどいろんな技法を駆使して仕上げていたようでとても参考になりました。着物の柄など細かいところまで表現されており見事でした。後摺りは多少見当がずれている物やグラデーションが飛んでいたり色が少し変わっているものもあり、摺り師と呼ばれる人達の苦労がかいま見えたような気がしました。江戸時代、現在のような製版機・印刷機がない中、現在の印刷物にもひけを取らない作品に当時の彫り師、摺り師の技術は実に素晴らしい。(印刷物として比較するのおかしいかもしれませんが)当時の技術者に拍手を贈りたい。

もう一つ拍手を贈りたいことがありました。それはイチロウ選手の4,000本安打です。「おめでとうイチロウ!」 いろんな情報によると天才打者と呼ばれている彼も努力の積み重ねと野球に対する姿勢が素晴らしいと思います。我が輩も印刷に対する姿勢を見直さなければ……

2013年8月17日

二十四節気の立秋も過ぎお盆を迎えました。まだまだ猛暑が続いております。くれぐれもご自愛ください。
暑い中、墓地の掃除に始まりお墓参り・盆踊り・花火大会などお盆の行事がたくさん、皆様は夏バテしていませんか? 我が輩はこの猛暑に耐えられないのではないかと心配しておりましたが意外にも元気ハツラツ! ラジオ体操のお陰かな…… そんな元気の余勢をかって、「残暑見舞い」のハガキを作ってみました。日頃お世話になっている方やご無沙汰している方へ猛暑の中健康を気遣うご挨拶をしてみてはいかがでしょうか

今、流行の蛍光インクで花火をイメージしました。(紙:ハーフエアコットン180kg インク:DIC蛍光マゼンタ・蛍光グリーン、グレー CF1008)印圧をグッと効かせてみました。

※店頭に見本を展示し無料配布しております。

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2013年8月11日

残暑お見舞い申し上げます
8月7日の立秋を境に挨拶文の文言も暑中お見舞いから残暑お見舞いに変わります。暦の上では秋ですが、実際はこの時期が一番暑い時期です。各地で40℃を記録するなど猛暑日が続いております。「猛暑お見舞い申し上げます」酷暑のみぎり一層のご自愛のほどお祈り申し上げます。

松原印刷のお盆休みのお知らせです。
8月13日(火)〜16日(金)までの4日間

松原印刷

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