耳つき手漉き和紙 名刺

2020年8月17日

「はぁ〜」ため息しかでてこない、その “ため息” すらマスクに遮られて身体の中に逆流しそうだ。
昨年末、中国 武漢で発生した新型コロナウィルス感染症、今では全世界に広がり多くの死者が出ている。約8ヶ月たった今も終息のめどさえたたない。
日本では緊急事態宣言が出されるなど大変な世の中となっている。これから先、不安だらけである。そんな不安を払拭するよう(願いを込めて…)印刷機をガンガン廻している。
今回は「耳つき手漉き和紙」の印刷である。紙の周囲を手でちぎったような不揃いの名刺である。本来なら活版印刷で一枚一枚手差しの機械にもってこいの品物なのだが、お客様の意向で「オフセット」で印刷して欲しいと云う。しかも二色刷りで、当然のことながら見当は合わない。多少のロスは覚悟しなければいけない。まあ印鑑ようなデザインなので多少ずれても大丈夫だと云う。もうひとつ問題なのは色である。色見本(印刷された物)が添付されている。この印刷物に色を合わせてという。これがやっかいでがチップで何番と指定された方が仕事はしやすい。DICのチップに合わせてみるとどうやらDIC 300 が近い。FG14紅、FG48黄、墨、を練り合わせて特色を作り印刷してみる 少し暗い、赤みが足りない、そこで28金赤を足して又印刷、もう少し赤が欲しい、こうしてインキの配合を少しづつ変え、印刷→拭き上げ→印刷→拭き上げを繰り返し、4回目にやっと色が合った。苦労したが納得のいく仕上がりとなった。出来上がった名刺を眺めているとなんだか嬉しくなってきた。

 

【耳つき手漉き和紙】

tesukiwasi

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